house I
神奈川県の大磯町に50代の夫婦のために設計した住宅です。
辺りは畑の広がるのどかな場所でしたが、徐々に市街化も進んでいました。そこで、庭と家、外と内がいりまじったような、周囲に対して守られながら開くことができる、外郭の曖昧な住宅を提案しました。
平面的にL型の壁は、完全に部屋として閉じることがなく、気配を伝え、多様な「隅」をつくり、ゆるやかに内外を隔てつなげていきます。外部にあるL型の壁は北風をふせぎながら南の光を受け止め、冬には日溜まりの小さな庭をいくつもつくりだします。
現在は音楽や芸術のための場所 アール・ド・ヴィーヴル大磯ハウスアイ として開かれた使われ方をしています。
date
type
location
floor area
consultant
contractor
photo
2009.01
housing
Oiso, Kanagawa
108.41㎡
Structured Environment / ZO Consulting Engineers
Yokomizo koumuten
1-6 14-15 17-19 Jin Hosoya / 7-13 16 Shinkenchiku-sha
concept plan
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